自分の中でのメモを取りたいことは「何かのやり方」「何かをする方法」が大半で、たぶんそれはWikiに書くのが向いている。
よくよく考えると「何かに対する自分の考え」「何かについてどう思うか」などは今までの人生でほぼ全て自分の頭の中だけで完結していて、メモやノートにそれを書き出してまとめようと思ったことがない。
なぜならそれらはとても流動的だから、書いてもすぐに陳腐化する。下手すると翌日にはもう考えが変わったりしている。それら流動的な考えや思いが年月が経って、固まって確固とした確信的な思想や考えになった場合ももはやメモを取る意味を感じない。なぜならそれはもう確信的なもので書かないと忘れるようなものではないから、書き出す意味を見いだせない。
考え途中のものを書き残したり、ブログやSNSに書く意味も見いだせない。自分だけのメモに書いたところでどんどん陳腐化していくし、ましてやそれを公開などするとコロコロ考えが変わって信頼性に関わる、かもしれない。
というようなことをぼんやりと意識し始めた。